コンタクトレンズ 度数

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コンタクトレンズの度数の表し方

 

 

 コンタクトレンズの度数はPOWER(PWR)で表示します。コンタクトレンズのケースに -3.50 というような数字が表示されていますね。 このマイナスに数字が増えていくにつれて、近視矯正の度合いが強くなります。

 

 プラス(+)がついている場合は、遠視用のコンタクトレンズということになります。また、POWER:0.00 というのは度が入っていないレンズということです。 

 

 コンタクトレンズはこの度数によって厚みが変わります。度数が弱い方が、厚みは薄くなります。

 

 使い捨てコンタクトレンズの度数の弱いレンズは、薄くて装用しづらいかもしれませんね。普通でも使い捨てコンタクトレンズはぺらぺらの傾向があるので、装用に苦労するかもしれません。

 

 また、逆に度数が強いと、厚みが増し、酸素の透過性が悪くなります。こういう場合は、薄めの高酸素透過性のコンタクトレンズがお勧めです。

 

 コンタクトレンズの度数を決めるときは、度数を強くすればいいというわけでもなく、あまり強すぎると目が疲れてしまいます。

 

 また、老眼の症状が出始めていると、遠くをよく見えるようにすると、近くが見えにくくなってしまいます。 近視や遠視だけを矯正するのではなく、老眼や乱視のことも考慮して、度数を合わせてもらいましょう。

 

 デスクワークなどの近くを見る仕事の場合は、眼精疲労にならないよう、近くが見やすいかどうかにも注意しましょう。

 

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眼鏡とコンタクトレンズの度数

 眼鏡の度数とコンタクトレンズの度数は全く違う性質の数字です。

 

 視力検査で 0.1だったからといって、コンタクトレンズでの度数が決まるわけではありません。眼鏡とコンタクトレンズでは目からの距離が違ってきますし、眼鏡の度数だけでコンタクトレンズを作ることはできません。きちんと眼科で検査しなくてはわかりません。

 

 コンタクトレンズを購入する際に必要なレンズデータには

 

 BCベースカーブ  レンズのカーブの大きさを表す数字です。眼のカーブに合わないとゴロゴロしたり、はずれやすくなります。

 

 DIA レンズの直径を表します。通常13.8mm〜14.4mm位です。

 

 CYL レンズの乱視度数を表します。乱視用のレンズに必要となります。
 AXIS(中心軸)  乱視の方向軸を表しています。乱視用コンタクトレンズは、 レンズの向きが動かないように作られています。

 

 これらの数値が同じでも、コンタクトレンズの素材、製法、レンズのデザイン等が異なると装用感や見え方が違ってきます。

 

 目の健康のためそして正しい視力矯正を行うには、他のメーカーのレンズに変える時、また同じメーカーの製品でもレンズの種類を変更する時は必ず眼科の先生に処方していただくことが必要です。

 

 コンタクトレンズは目に直接装用する医療用具ですから、レンズデータがわかっているからといって、自己判断で勝手に異なるコンタクトレンズを購入することは危険ですのでやめましょう。