ハードコンタクトレンズのケアと寿命
ハードコンタクトレンズのケアには洗浄と保存、タンパク除去が1本でできる保存液が多く販売されていて、ソフトコンタクトレンズに比較して、ケアが楽と言われています。
しかし、実際にハードコンタクトレンズを装用してみると、曇ってしまったりして、不愉快な想いをすることも多いようです。 何度も洗っても、曇っていると本当にいやになります。
特に、最近の酸素透過性がよいハードコンタクトレンズですと、タンパクの付着などで、耐久性が弱くなっています。 眼科の先生はハードコンタクトレンズの寿命は1年半から2年と言い、酸素透過性のハードコンタクトレンズですと、1年半が買い替え時と言われるようです。
私は、コンタクトレンズの買い替えは、紛失した時だけという感覚でいましたが、どうしても見えずらいと、やっぱり買い替えなければ駄目かなと、1万円札が眼の前をちらつきます。
最近はコンタクトレンズも安くなったとはいえ、また、眼のためとはいえ、少しでも長くコンタクトレンズは使いたいと思ってしまいますね。
そのためにも、万能とうたっている保存液につけるだけでなく、洗浄液もこだわって選び、こすり洗いをすると、クリアな視界がより長く続きます。
そのハードコンタクトレンズの種類と保存液、洗浄液との相性もあるようですので、レンズの曇り対策に、どの洗浄液が合っているのかをいろいろと調べてみましょう。
また、洗浄液には研磨剤が入っているものと、入っていないものがあります。
ご自分の使っているハードコンタクトレンズが研磨剤を使っていいものか確認しておきましょう。
メニコンのハードコンタクトレンズは表面にコーティング加工がされていて、研磨剤入りの洗浄液でのこすり洗いはできません。
おすすめハードコンタクトレンズの洗浄液
よく口コミなどにおすすめ洗浄液として書かれている方も多い洗浄液は、シード(SEED)から販売されている『ジェルクリン』
ジェルタイプのこすり洗い用洗浄液で、研磨剤を配合していないので、表面加工をしているハードコンタクトレンズを含め、すべてのハードコンタクトレンズに使用可能です。
この『ジェルクリン』の特徴は、IPAを配合していること。
IPAとは何かと言うと、医療関係などで手指や医療機器の消毒、注射や採血をする時に使うアルコール綿の消毒液として使われているものです。
IPAは水によく混じって、油を溶かす働きをします。また細菌やカビを防ぎ、抗菌効果があります。そのため、 IPAは洗浄効果と抗菌効果を発揮し、コンタクトレンズを清潔に使用することができます。
『ジェルクリン』はジェルタイプになっているので、洗浄もしやすくなっています。
メーカー希望小売価格900円(税込945円)内容量15g
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