転職者の採用試験は面接と職務経歴書、履歴書による選考が
一般的ですが、筆記試験が行われることがあります。中途採用の
就職活動には面接と筆記試験の対策を考えましょう。
筆記試験は一般常識と専門知識の試験、SPIを使った適性検査を
行うことがあります。
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転職者の採用試験は、履歴書や職務経歴書による書類選考と面接が一般的です。
しかし、転職希望者が採用人員より多い場合や、専門知識を必要とする業界、面接だけでは判断できないような業種ですと、筆記試験を行うことがあります。
面接だけではわからない能力を筆記試験でみいだし、有能な人材発掘のために筆記試験を行います。特に、若い戦力を必要として、評価対象となる実績のない第2新卒を募集する際など、若年層の転職者の採用試験には筆記試験を行うことがあります。
企業は欲しい人材を的確に探し出すために業界や業種、社風なりの工夫をして筆記試験を選択・作成しています。
筆記試験で、まず始めに対策が必要なのは、転職者の一般的な知識を調べることを目的とした一般教養や常識問題です。
政治経済・国際情勢などの時事問題は、新聞のダイジェスト版に目を通し、市販の時事問題集などをやってみましょう。
また、学校で学んだ国語・英語・数学などの基礎学力を中心とした一般常識問題は、長年の積み重ねで個人が持っているものですが、最初からあきらめずに市販の就職用の問題集や漢字問題で頻出の問題などを解いてみましょう。
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業界に特化した能力を検査する専門知識試験を行う業界としては、外資系関連、IT関連などです。転職希望の企業が、外資系企業ならば、英語力、IT企業ではプログラミング能力が必要とされますので、転職サイトなどで紹介される業界の対策本や資格の勉強をすることによって、対策をとりましょう。
入社してからの転職者の業務遂行能力を判断するために能力適性検査を行う会社が増えています。
これにはSPIと呼ばれる試験があります。
SPIとは、マークシートタイプの試験で、[能力適性検査]と[性格適性検査]の二部で構成されています。業務の遂行に必要となる言語能力や論理的思考を持っているかの確認をします。
この対策としては、SPIは出題パターンが決まっていますから対策本で徹底的に勉強しておくと安心ですね。