ハードコンタクトレンズと眼瞼下垂
ハードコンタクトレンズを購入する際に、眼科の先生の診察を受けました。
すると、眼科の先生は
「眼はコンタクトレンズを装用しても大丈夫です。」
「腱がゆるんでますねぇ」
「黒眼まできてますものねぇ」
「コンタクトレンズを長いこといれてるとなるようですよ」
「ここに来ている人で、今年になって、二人手術をしましたよ」
何をおっしゃっているのか、まったくわからなかった。
ケン?
手術?
眼の中に腱なんてあるのか?
手術ってなに?
私は痛くもかゆくもないし、ちゃんと見えているし、ハテナマークが頭の中でいっぱいだった。
帰り道いろいろと考えた。
そういえば、最近、右目と左目の大きさが違っている。
腱(ケン)って、眼の上の、まぶたにあるんだろうか。
よく考えみると、だいたい、先生のおっしゃっていることが、理解できてきた。
もう一度、近所の眼科に行ってみた。
女医さんは、私の眼のあたりを、物差しのようなもので測ったりした後、言った。
「右と左、まゆ毛の高さが違うでしょ。」
そういえば、この頃、どうもまゆ毛の高さが右と左違うなあと思っていた。
化粧をするたび、私のまゆ毛の書き方が下手なのかなあと思っていたのだ。
「化粧のせいだけじゃあ、ないと思いますよ。一生懸命瞼が垂れさがっている眼を開こうとするから、左目の上のまゆげもあがってきちゃうんですよ。」
でも
「うーん、まだねぇ…」
「手術をして、眼が開きづらくなってしまう人もたま〜にいるしねぇ…」
「女性は特に、顔だからねぇ」
「手術の後は、腫れるしねえ…」
あまり、手術は薦めたくないようだった。
「時間はたくさんあるので、よ〜く考えてください」
ということで、帰ってきた。
手術なんて、したくないし、とそのままになってしまった。
眼瞼下垂とアイプチ
そしてふと、思いついた。
瞼をのりではりつけて、垂れさがっている瞼を、0.1ミリでもいいから、上にあげてみよう。
さっそく、いわゆるアイプチを買いに行った。アイプチは一重まぶたの人が、二重にしようと、瞼の上をアイプチというのりではりつけるものだ。
アイプチをしても、たいして瞼は上がっていないかもしれないが、目の視界が広くなる気がした。
そして、下垂していく速度も、これで少しは抑えられるような気がした。
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