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我が家の猫のしっぽはいろいろ。
ことに三毛猫のメスのミケの猫のしっぽはちょっと困り者
三毛猫のミケと猫のしっぽのお話です

ミケは私の勤め先の事務所の前で ニャーニャー大騒ぎをしていました。
捨てられてパニックになってしまったようです。
それにしても こんなに大騒ぎするねこも初めてです。
そして事務所の前に誰か人がいると、その人の足に体をすりつけてきます。
ふとんを干しておいたらその上で猫がお産をしたので
石を投げつけてやったという恐ろしい副社長の足にも体をすりつけるので
けとばされるのではないかとヒヤヒヤしました。

ミケは名前の通り三毛ねこです。
動物病院の先生に「オスですか。メスですか」
と聞いたら、
「雌です。三毛猫は雄はめったにいないので
高いんです」
遺伝子の関係で三毛ねこはほとんどがメスだそうです。
高かったら捨てるわけないですよね。
「この子はやんちゃになるよ」とも言われました。
ミケのしっぽは、かぎ尾といわれるかぎ型にまがったしっぽです。
猫のしっぽは本来は長く、ジャンプしたり、着地をするときの
舵取りの役割をするそうです。かぎ尾は骨が変形して、先がまがっています。
短尾の遺伝子に長尾のものが入ったためだといわれているそうです。

我が家の猫のしっぽは アランとミントが長尾、
マリアが短尾です。
短尾は5〜7cm。
日本には各地に化けネコ話があり、
その多くはしっぽが二股に割れた猫股だそうです。
そのため猫のしっぽが長いと化け猫になるといやがられ
江戸時代中期ころ、突然変異で生まれたしっぽの短い猫が好まれ、
短尾ねこが繁殖され、日本にしっぽの短い猫が増えていきました。
ねこも家畜化され狩りをする必要がなくなったので、バランス感覚も
さほど必要でなくなり、しっぽが長くなくても問題がなくなってきた
のかもしれません。
マリアも全然不自由そうではありません。
それにしても かぎ尾というのは とっても困るときが
あります。
ことにミケの場合は3回くらい折れ曲がり、
かぎというより四角形のように一周しています。
ですから、ひもとかコードとかがかぎの中に
はいってしまうととれなくなって
パニックになってしまうのです。
ミケは一人でパニックでギャアギャア言ってます。
つめをたてているのでとても近寄れません。
息子のナップザックのひもは切ってしまいました。ごめんなさい。
でもどうしても切れないときは困りますね。
ひもで遊ぶのが大好きなのですがすぐとりあげてしまいます。
それにしても 野良猫のしっぽがミケのようなかぎ尾だったら
ちょっと怖いなと思います。何かにひっかかってとれなくなったら
悲劇ですね。

それにしても動物病院の先生の言うとおり
ミケはやんちゃ娘になりました。
マリアやミントを追い掛け回してこまってます。
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