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オルソケラトロジーとは

近視矯正として、眼鏡やコンタクトレンズ、横峰さくらなど芸能人も行っているレーシックはよく知られていますが、オルソケラトロジーをご存知でしょうか。
眼科で処方してもらった高酸素透過性角膜矯正ハードコンタクトレンズを寝ている間に装用すると、昼間は視力が回復して裸眼でもよく見ることができるようになるという近視矯正法です。そのレンズを装用することにより、レーシックと同じように角膜を薄くして角膜を変形させ、視力を回復させます。
眼鏡やコンタクトレンズは面倒だけれど、レーシックは怖い、だけど、なんとかしないとよく見えないという方はオルソケラトロジーを考えてみてください。



オルソケラトロジーで近視矯正

 最初に、視力の検査と眼圧の検査をします。オルソケラトロジーは軽度から中度の視力の方に有効です。強度近視には効果がない場合もあります。個人差がありますが、0.05位が限度のようです。眼圧が高い場合も装用ができません。

 オルソケラトロジーは夜就寝時に装用し、昼間視力が裸眼でも生活できる位に矯正できるというものですが、1日のうちでも、夜になるにしたがって、視力がだんだんと落ちていくようです。また、装用をやめてしまうと、視力はもとにもどってしまいます。

 また、初めてオルソケラトロジーのハードコンタクトレンズを装用してから安定して視力が回復するまでの期間を考慮した方がいいです。始めは、文字が読みづらかったり、今まで使っていた眼鏡やコンタクトレンズが合わなくなったりします。年齢にもよりますが、1週間から1ヶ月かかるようです。その間の過ごし方を、仕事や学校での対処の仕方を考えて装用をはじめるべきでしょう。

 オルソケラトロジーのレンズは就寝時に眼の中にいれておくものなので、就寝中に眼の中でずれてしまったりすると、翌日、見づらかったりすることもあるようです。

 レンズの寿命は3年位です。費用ですが、15万位から30万と眼科によって違うようです。キャンペーンなどを利用すると、両目で8万でできることもあります。1週間無料でレンタルできる眼科もあるようですので、試してから購入するといいでしょう。

 まだ、比較的新しい近視矯正法なので、リスクはまだはっきりと検証されていないので、わからないようです。レーシックの手術を受けるには失敗した時のことを考えると心配という方には、オルソケラトロジーはもし合わなければ、装用をやめれば角膜も元にもどるのでまだ、気が楽ですね。スポーツをする方には便利な近視矯正です。

 眼科の先生の中にはオルソケラトロジーを勧めない先生もいらっしゃるようですので、いろいろな意見を聞いて、納得した上、ご自分で判断するのがベストです。




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