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装束の着替えと死化粧
亡くなった時は父親は口を開けていて
「これでいいのか。このままの顔になってしまうのか」心配しました。
棺桶の中で、口を開いている人は見たことがありません。
今日、棺桶の中の顔を見たら、口も閉じられ、入れ歯のない歯も含み綿というのをいれてもらったのか、いい顔になっていました。
話題になった映画の『おくりびと』にでてきた納棺士という方がしてくださったのでしょうか。顔にも何か塗ってあるのかとてもきれいで、上手に死に化粧をするものだと思いました。
湯灌とか死に装束に着替える時に家族が立ち会うこともあるようですが、私たちはすべて葬儀社におまかせしました。
「何か着せてあげたいものはありますか」と聞かれましたが、別にありませんとお答えしていました。希望すれば、白装束ではなく故人が好きだった着物を着せてくださるそうです。