母親からの電話


とうとう来てしまいました。亡くなったという知らせが…

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御臨終の連絡

夜7時すぎ、動物病院からの帰りの運転中、車の中で携帯電話がなった。

見ると公衆電話と表示されている。
間違い電話かと思ったが出てみると病院から電話をしている母親だった

「おじいちゃん(父親)が亡くなったので、すぐに来てください。」
母が”落ち着かなくては”と必死にしゃべっているのがひしひしと伝わった。
「えェ、元気になってたのに…
わかった! すぐに行く。」
と私はびっくりして電話を切った。

いつかはこういう時が来るとは思っていたが、こんなに早く来るとは思わなかった。

家に帰って、とにかく息子達に知らせなくてはと携帯をかけ続けた。

家から病院まで車で1時間半かかる。

一番病院に近くに住んでいる次男にとにかく早く病院に行ってもらいたいので
すぐに電話をした。
 もう誰かはかけつけているとは思うがこんな時一人でも人が多いほうがいいと思った。

私は明日の仕事はどうなるかわからないので、会社に電話をした。

主人から電話がかかってきてすぐに家に帰るという。

帰ってきた主人と一緒にすぐに病院に車で向かった。

不思議と落ち着いていた。
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