花粉症対策に注射

花粉症対策に注射

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花粉症対策に注射

 花粉症に悩まされ始めたころ、内科の病院に注射をしに通ったことがある。
勤めていた会社の社長に花粉症の症状が楽になるからと薦められたのだ。

 

1週間に1回、病院に行って注射をしてもらう。それを5回続けた。

 

5回病院に通うのは、たいへんだったが、症状が楽になり、薬を飲むこともなく、1シーズン快適にすごすことができた。

 

翌年も、その注射をした。

 

その時は、楽になるからと、なんの疑いもなく注射をしてしまったが、花粉症対策の注射にもいろいろあるようだ。

 

私のしたこの注射は、おそらくヒスタミン添加免疫グロブリンという注射ではないだろうか。

 

ヒスタミン添加免疫グロブリンを体に注射すると、くしゃみや鼻水を引き起こす直接の原因であるヒスタミンの抗体を作り、ヒスタミンに対する耐性ができます。それによって、花粉症のアレルギー反応を抑制させることができるそうです。

 

私のした注射は、1週間に1回、合計5回しましたが、年に1回ですむ注射もあるようです。5回通うのは面倒でしたから、1回で済めばそれにこしたことはありません。

 

それは、ステロイドを使ったデポ注射です。筋肉内に注射をするというもので、そこから、少しずつ薬の成分が染み出していくので、効果が長く続き、花粉症の時期4週間ぐらいはその効果がもつそうです。

 

効果が続くということは、もし副作用がでれば、その期間副作用も続くということらしいです。 ステロイドを目だけ、とか鼻だけに使用すれば、副作用も少なく、合わないと思ったら止めればいいのですが、体内に注射してしまった場合は、取り去ることもできません。

 

ステロイドの副作用としては、糖尿病、副腎機能の低下、骨粗鬆症、胃潰瘍、緑内障の他、たくさんあります。ステロイドの注射のせいだとは思わずに、罹ってしまっているかもしれません。

 

医者によって、この注射を薦める先生、薦めない先生といるようなので、よく話を聞いたうえで、納得して注射をするかしないか、決めた方がいいですね。

 

もし私もその時、ステロイドの注射を薦められていれば、何も知らずにステロイドの注射をしていたかもしれません。恐ろしいことですね。

 

その後、違う会社に移ってしまったし、その注射をすることもなく、内服薬と甜茶、ヨーグルトで花粉症を乗り切っています。

 

 


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