HOME > 北京の鳥の巣 

「北京の鳥の巣」って何?

「北京の鳥の巣ってなんだか知ってる?」
「高貴な方がめしあがる中華料理で鳥の巣ってなかったっけ?」
 我が家での会話
「わかった! 北京オリンピックの開会式をやるメインスタジアムだあ!」
最近、四川省の大地震のニュースばかりですっかり影をひそめていて北京五輪の情報はあまり入手できていなかったことに、つくづく気がつきました。ちなみに、高級中国料理の話は鳥の巣ではなくて燕の巣だとわかりました。日本にはいないツバメの巣だそうです。我が家にはまるっきり縁の無い食材ですが…
ネットの写真で見ると、「中国ってすごい建物が作れるんだ!」 とびっくり。
北京の鳥の巣は、スイスの建築家、ジャック・ヘルツォークさんとピエール・ド・ムーロンさんという方が設計した北京国家体育場です。これから北京のランドマークになる斬新な建物です。そういえば、東京ドームもできたばかりの頃はよく、BIG EGG と言っていたけど、最近はあまりそういう言い方きかないですね。



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北京の鳥の巣を東京ドームと比べると

よく 東京ドーム○個分の広さ とか言いますが、北京の鳥の巣と東京ドームを比べるとどうでしょうか。
          東京ドーム        北京の鳥の巣
建築面積       46,755u          258,000u 
広さ        216メートル四方    333メートル × 298メートル
収容人数     55,000(46,314)名      91,000名

いかに北京の鳥の巣が大きいかわかります。 収容人数は2倍です。


北京の鳥の巣ってどういう建物?

北京の鳥の巣は北京の故宮の真北に位置します。開閉できる移動式の屋根がついていて、全天候型の世界最大のスタジアムになるそうです。火災に強くマグニチュード8の地震にも耐えられる建物で、建物の基本部分は100年持つそうです。バリアフリーと障害者への設備が完備されています。
しかし、その鉄骨を鳥の巣のように組み上げた複雑な構造のため、年間4千万〜5千万元(約5億8千万〜7億2500万円)の維持費がかかるといわれています。


北京の鳥の巣と北京オリンピック

 北京オリンピックとパラリンピックの開会式と閉会式は鳥の巣で行われ、オリンピックでは陸上競技と男子サッカー、パラリンピックでは陸上競技に使用されます。また、マラソンコースのゴール地点となります。
 北京五輪での入場する場合は、当然安全検査場を通ります。食品、飲料水、ライターの持ち込みは禁止だそうです。入り口にたどり着くまでは大変のようですが、入り口からは13万以上の案内表示が設けられ、観客は入り口からは5分以内で自分の席にたどり着けるということです。また場内は柱を一本も使っていないので観客の視線が妨げられることはないそうです。
ぜひ、北京の鳥の巣へ行ってみたいですね。



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