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東京ドームに巨人対広島の野球観戦に行ってきました。東京ドームでの野球観戦は2回目。でもこの前は高所恐怖症の人は絶対無理と思えるような一番上の席でしたが、今度は少しばかりいい席のチケットが手に入り、楽しい野球観戦ができそうで、期待して東京ドームへと向かいました。

私の住んでいるところは車社会なので、久々に電車に乗りました。でも、思ったよりも早く水道橋駅に着きました。まだ、時間があったので、駅前の「炭火焼だいにんぐわたみん家」で軽く一杯となりました。あまり期待もせずにお店に入りましたが、いかのお刺身、サーモンのにぎり(◎)、いかわたのホイル焼、かにと自然食野菜の春巻き、カマンベールチーズの串焼きなど全部値段の割にはおいしくいただけました。東京ドームの野球観戦前にちょっと時間がある時にはお勧めです。
ちょっとアルコールも入ったところで、ドームへと向かいましたが、階段、上り坂が多い(ーー;)
アルコールのせいか、足がだるくてきつかったです。
駅からすぐにお弁当屋さんがあります。
「東京ドームの中はお弁当が高いよ!」との呼び込み。チラッとのぞいただけだけど、一つ500円前後、ありふれた焼そばや、サンドイッチが見えた。ドームの中は高いと言われてしまうと、初めての人は買ってしまうかも… しかし、東京ドームの中には東京ドームでしか買えない様なお弁当もあるので、ちょっと位高くても記念と想い出にドームの中のお弁当を食べた方がいいかも…
東京ドームに入る前に記念品のタオルをもらう。ただでもらえる物はもらいましょう。
入場前に持ち物検査がありました。北京オリンピックの鳥の巣に入る前には厳しい入場検査があると聞いていましたが、東京ドームにもあったのを忘れていました。私の荷物を見て、
「中に手を入れてみていいですか?」
「どうぞ!」
「ペットボトルはドーム内には持ち込み禁止ですので、入場してすぐ左側に、紙コップに入れ替える場所がありますので、そこで、ペットボトルから紙コップに移してください! わかるように、ペットボトルは手に持って入ってください!」
私は自宅でルイボスティを煮出して空のペットボトルに移して持ってきていました。言われた場所で、紙コップに移し変えましたが、他にもカンビールを紙コップに移し変えている方もいました。客席でおねえさんが売っているビールは800円もするので、缶ビールを持ってはいる人の気持ちはわかります。
私たちの席は、1塁側、2階の1列。2階では一番前の席で前に人がいないのはとても気が楽でした。息子が手配してくれた席でしたが、感謝です。席に座って、広島の練習風景などを見て、一通り見回した後、ドーム内の見学へでかけました。

それにしてもすごい人。千葉の郊外の畑風景広がるいなかに住んでいる私は、とまどってしまう。
お土産やさん、Tシャツや選手のサイン入りボールなど
お弁当屋さん お弁当の種類が多い。 やっぱり駅前では買わない方がいい。 一般的なカツやハンバーグのお弁当の他に、松花堂、30種類の自然食でできているお弁当他迷ってしまうくらいのお弁当が並んでいる。お値段は1,000円から1,500円くらい。そのうち北海道の蟹工船のお弁当屋さんを見つけた。そこで、ウニとカニのお弁当を買った。一つ1,700円。ウニとカニがたくさんのっていておいしかったですよ。

試合前に、一般の人がマウンドに入って、スピードガンで何キロのボールを投げたか計測するゲームをやっていた。マウンドに下りるとどんな気持ちなんだろう。すり鉢の底にいて、すりこぎの棒で擦られてしまうような気がするんではないだろうか、と勝手に想像する。
いよいよ6時。試合開始。
巨人軍の選手の名前が紹介されるが、ここのところ野球から遠ざかっている私にはピンとこない名前ばかり。後で気づいたが、北京オリンピックに行っている選手もいるので、よけいそう思ったのかもしれない。初耳の選手が多かった。というより、私の記憶の中には、
柴田
堀内
王
長島
金田
といった子供の頃のまだ巨人軍が全盛期だった頃の名前がはりついている。
父親が巨人ファンだったため、その影響が強く、巨人軍の野球延長のラジオ放送が子守唄のようにして育ったのだ。
しかも、その上、旦那にさんざん馬鹿にされたのが「清原はでないんだ?」と聞いたこと。清原はこの前 テレビで「引退とかいいながらも、まだ続ける」ような内容のことをやっていたが、まだ、巨人軍にいると思っていたら、もうおやめになったそうだ。
清原が巨人軍に入る時は、長島さんといっしょにうれしそうに記者会見をして、「そんなに巨人軍に入りたいのか?」とがっかりしたのだが、やめる時は全然知らない間にやめていたんだあ。清原が西武に入った時の青いユニフォーム姿が目に焼きついているのに。西武のユニフォームが似合っていたなあ。
こんな一昔前のプロ野球しか知識のない状態の私が 東京ドームで野球観戦!
しかも、巨人軍も昔のような勢いがなくなり、私自身忘れていたが、私は何を隠そう アンチ巨人 だったのだ。
夜、家に帰ってくるなり「巨人軍どうした?」と言う父親。
「そんなのだれも知らないよ」
あの強さがおもしろくなかったのが原因で アンチ巨人 になったが、今はとりたてて アンチになるほどの理由もなくなった。
そんな私がまず思ったこと。
外野席の応援の皆さんの迫力。あんなに夢中になって応援できたら、ストレス解消、いやなことも吹き飛んでしまうだろう。あそこまで、夢中になりたいものだ。
そして、高校野球と違って、ミスのないゲームの進行。どちらを応援するわけでもなかったが、周りは巨人を応援しているし、私にとっても馴染みのあるのは巨人だし、どういうわけかいつの間にか巨人に点が入ったり、ファインプレーがあると拍手していた。アンチ巨人だった私がなんということ!!
そして、オーロラビジョンと電光掲示板。すごい迫力。そして、音響設備。特に最高にびっくりしたのは、最後にクルーンが投手として登板。ワーッという歓声。そして、なんだか、非常警報でも発令されたような音。「何? なに? ナニ? なんなの?」と不安になった。
しかし、それはクルーンが登場する前の音楽。プロレスラーが派手なマントを羽織って試合前に出てくるような音楽。そんなにこのクルーンは人気があるのかどういうのかよくわからない。
だが、クルーンがボールを投げると、またまたすごい歓声。私が見てもわかる、すごいボールの速さ! コントロールがいまいちだが、クルーンが投げるたびに歓声があがる。私でもわかるボールの速さだから、これはもう、今日の東京ドームの野球観戦で印象に残ったひとコマだ。

ドームの中にジャビットの部屋という小さい子が遊ぶ場所があったが、野球のわからない子供には9回は長い時間だろう。私でさえ、長〜いと感じた。
とはいえ、東京ドームのはつらつとした雰囲気を味わえ、テレビとはまったく違った野球観戦ができ、新鮮な時間を楽しむことができました。
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