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ブルーベリー&ルテイン

80歳でも白内障にならないわけ

 私の父親は老化現象でもある白内障にかかり、白内障の手術をしました。 80歳になれば、ほとんどの人が白内障にかかるというのですから、あまり不思議にも思いませんでした。

しかし母親は80才近くになるというのに、「眼は大丈夫」と白内障の症状がでません。 白内障は遺伝性である部分もありますが、彼女が気をつけていることが、白内障の予防になっているかもしれません。

私の母親はとにかく野菜をたくさん食べます。野菜をきざんで、塩もみをしてしんなりさせた野菜や、浅漬けの素などに漬けた野菜をいつも作っています。その時に、必ずしょうがをいれます。 医者にも「血液がさらさらだ」と言われたと言っていましたが、しょうがのおかげだと彼女は思っています。

また、彼女がこれが眼にいいんだというのが、乾燥プルーンを赤ワインに漬けたもの。 プルーンはビタミンAが豊富でこれが眼の疲れを回復させると言われています。



白内障の予防

バランスの良い規則正しい食生活

白内障の予防に限らず、どんな病気にも言えることですが、バランスよく栄養を摂ること、朝食を必ずとることが大切です。
白内障は、活性酸素の作用により、水晶体が濁っていきます。生きている限り活性酸素の発生は抑える事ができませんが、年齢とともに活性酸素を処理する能力が衰えていきます。活性酸素を除去する食品、栄養素をしっかりと摂取することにより予防することができます。

活性酸素をうまく処理する作用がある栄養素はビタミンB2、C、E、βカロチンなどの栄養素です。抗酸化作用の強いと言われるポリフェノール、ルティンなどもよいでしょう。

ビタミンB2は、のり、レバー、納豆、鶏卵、いわしなど、ビタミンCは野菜や柑橘類、ビタミンEは大豆、玄米、植物油、ごま、うなぎなどに多く含まれます。
βカロチンは体内に入ると目にいいと言われるビタミンAに変換されます。βカロチンが多く含まれる食品はしそ、ニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜です。

紫外線を防ぐサングラス

活性酸素の要因ともされる紫外線を防ぐことも、白内障予防に効果的です。
紫外線は角膜と水晶体に吸収され、水晶体が濁っていくと白内障を発症します。紫外線を防ぐために、サングラス、帽子などを着用しましょう。 スキーなどに行かれる時も、紫外線対策は必要です。若い頃から、紫外線を防ぐ努力をしましょう。

目を休める

最近は若年性白内障の方が増えています。パソコンやテレビゲームなどに夢中になり、眼を酷使して眼精疲労を起こしやすくなっています。目の疲れを感じたら、眼を休ませましょう。目の痛みやかすみ、頭痛、疲れによる充血などの症状が現れたら、早めに眼科を受診しましょう。

禁煙

喫煙をしている人は、白内障に罹る率が高くなるそうです。タバコは活性酸素を発生させる要因となっており、白内障だけでなく、ガンなどの他さまざまな病気を発病させます。

たばこは活性酸素を除去するビタミンCを破壊しますので、せっかくビタミンCを摂取しても無駄なことになってしまいます。白内障の予防だけでなく健康な生活を営むためにも煙草はやめるべきです。



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